ダメなおじさんの、ダメな人生 その25

やがて息子は小学生になりました。

しばらくして会社の業務に少し変更があり、残業時間が増えだしました。

息子の世話と残業で僕は忙しくなってしまい、寝落ちすることもあるようになってきました。

忙しいと、こころの視野が狭くなりがちです。僕は徐々にダークサイトへ落ちていくような、二度と這い上がれないような、そんな気がしてきました。

もう逃げることはできない。もう我慢から解放されることはない。

軽い鬱状態になっていたと思います。

去年までの何とかなるだろう、はもうどこかへ行ってしまいました。

ある休日に食事以外の家事をやらずに寝てばかり、という状態になってしまいました。

流石にこれはマズイ、と思いましたが、どうすることもできませんでした。体力もだいぶ落ちてきた感じでした。47歳のシングルファーザーは疲れ果てていました。

何とかしなければ、と思い、しかしどうしていいの分からず、その答えをスマホでちょっとタップして見つけようとしていました。そのくらいの事しかできない状態でした。

Twitterでプロ奢ラレヤーさんのツイートが目に止まりました。

「自分にできる事しかできない」

確かに、と思いました。では自分にできることは何か?そう自問してみたのです。

会社での雑用、

最低限の家事、

隙を見つければ昼寝、

新規のチャレンジを失敗する事、

とにかくケチる、などなど・・・

何にもできなじゃん、が答えでした。

 

僕は何もできない。それは間違いない。しかし、何とかしなければ。

では、何を?

 

この答えを出すために、思考が同じところをぐるぐると回っていることに気がつきました。その答えになるのではと、小説家を目指したりプログラミングを始めたりしたのです。しかし、答えは出ませんでした。

自分に出来て「ここ」から抜け出す方法は何か?

自問の日々が続いたそんなある日、ふと思いついたのです。

 

僕には、ぐるぐると考えること、ができる。

 

これは答えなのか、疑問でした。